しつけについて

パピークラス

パピークラスの様子

しつけの基本

しつけのルールは家族で決める

しつけは人間の子どもの場合とまったく同じで、おたがいに快適な共同生活をするためのルールを教えること、つまり「教育」です。子どもの教育には熱心な人でも、犬のことになると、とにかく「犬だから」と、いいかげんにしたり、甘やかしたりしがちです。これは、犬の能力を認めないのと同じことで、犬にとっても不幸なことです。
家族で話し合ってルール(教育方針)を決め、一度決めたルールは家族全員で守り、人間の都合で変えないことが大切です。同じことをして、ある人からは叱られ、ある人からは見逃されるのでは、犬にはルールがわからなくなってしまうからです。

しつけは愛情とタイミング

教育で大切な「愛情」とは、甘やかすことではありません。犬の立場で考え、理解してやることです。といっても、犬のペースに人間が合わせるのはなく、どんなときにも人間が主導権をとって、ダメなことは「絶対にダメ」だと教え込むことです。
タイミングとは、その場で犬がわかるように教えてやるということです。たとえばトイレの粗相をしたときは、あとで見つけて、そこへ連れていって叱っても、犬には何のことか理解できません。

まずはスキンシップから

どんなことでも素直に受け入れる従順な子犬の時期に、犬のからだのどこにでもさわれるようにしておくことが大切です。どのようにしつけをするにしても、まず犬のからだをさわる必要があるからです。
子犬のときから膝に抱き上げて、口を開けて中を見たり、耳そうじをしたり、ひっくりかえしておなかにさわったり、あしの先端や尾をすこし強く握ってみたり、肛門で体温を計ってみるなど、嫌がらないよう練習してみてください。
こうすることで、リーダーに対する服従新を育てるくとにもなりますし、実際には錠剤などを飲ませるときにも役立ちます。

トイレのしつけ

トイレのしつけは、初めて家に迎え入れた日から、きちんとできるようになるまで根気よく教えなければなりません。
室内で飼うときは、いつも同じ場所で、新聞紙やトイレシーツなどの上に排泄することを覚えさせます。犬は本来きれい好きですから、寝る場所から離れた別の場所をトイレに決めてやるのがよいでしょう。汚した新聞紙やトイレシーツを代えるときは、尿の臭いのついた部分をすこし残しておきます。
いずれにしても、決められた場所以外で排泄しそうになったらすぐに犬のトイレへ連れていき、上手にできたらほめてやることをくりかえします。

粗相をしたのをあとで見つけたとき、その場所の臭いを嗅がせて叱るということが古くから行われていますが、これはまちがった方法です。数分前の行動の結果を子犬に理解させることは不可能で、排泄することに恐れを持ち、かえって混乱させることになります。
散歩に出られるようになったら、外でするようにしつけることもできます。犬の糞公害がよく問題化します。排泄物は、飼い主が必ず始末するようにしてください。

“動物と共に生きる”

042-727-1414

〒194-0014
東京都町田市高ヶ坂6−1−17

  • ●診療時間
    時間 日・祝
    9:00~12:00 -
    16:00~19:00 - -
  • ●休診日
    月曜日
  • ●診療動物
    犬・猫
  • 獣医師・動物看護師募集!
  • 獣医師・動物看護師募集!